アルツハイマーでも匂いは回復するか

うちはまだ大丈夫だと思ってました。

先日、うちと同じようにお母様が認知症の方と食事をしたとき、

「うちはもうだいぶ前から匂いがわからなくて、ぜんぜん食事をしてくれないの」

というお話がありました。

その時は、うちはまだそれはないな、とおもっていたのだけれど、

本当につい最近、ママちゃんがずっと好きで日に2,3回は飲んでいたコーヒーを

まったく飲まなくなったなと気がついて

「なんで?」と訊いたら

「にがいもん」

試しに、「コーヒーの匂いする?」と訊いたら

「ううん」

だって!

ママちゃ〜〜ん、いつから〜〜?

 

かなりショックでした。

ついこないだまでおいしいって言って毎日食べてくれてたから、

匂いについてはまだ大丈夫だと思ってたのに、状態は日々悪化してたのです。

気づかなかった自分に腹が立ちました。

 

さて、ショックばかりではどうしようもありません。

これはなんとかしてあげないと、ご飯食べなくなったら困ります。

(まあ、実際ちょっとぐらい食べなくても大丈夫な体型。少しぐらいダイエットしてもらえたほうがいいかも)

 

もう何年も前に一時頑張ってたアロマトレーニングを再開しようと思います。

その時は、今からやっておけばいいかな?ぐらいのことでしたが、今回は違います。

 

いろいろ調べたところ、そもそもアロマテラピーというのは、幻覚や睡眠障害などの「周辺症状」に有効だそうです。

もっとすごいことには、脳の神経細胞が壊れて起こる記憶障害などの「中核症状」にも効果的だということが、わかっているのだとか。

特にアルツハイマー型認知症患者には効果的で、嗅覚が治療の決め手となりうる!なんて聞くと、そりゃ飛びつきたくなります。

以前テレビで見た鳥取大学医学部教授の浦上克哉氏が開発したアレ!

 

 

効果的に嗅神経を刺激する香り

昼=「レモン+ローズマリー」(交感神経を刺激し脳を活性化)

午前中に2時間程度

夜=「ラベンダー+スイートオレンジ」(副交感神経を刺激してリラックス)

就寝前に取り入れるのが効果的

 

鳥取大学発ベンチャー開発オーガニックブレンドアロマ精油 リ・ブレイン セット

 

 

アロマの香りが認知症を予防・改善する 単行本 – 2014/9/12

以前やっていたときは、アロマペンダントに仕込むことで、昼用の香りを常に身につけさせていたのですが、

実際これは、それほど香るものではなく、正直どうかな?と思ってました。

夜は、ディフーザーで部屋全体に香るようにして、寝る前にセット。

今回は、これで朝もやってみようかと思います。

両親の部屋と自分の部屋用にふたつ買ってあったので、これを朝用・夜用で使い分けようかな。

 

早速今夜から開始します!