アルツハイマー治したい!だめなの?
- 2018.07.20
- 思うこと
2週間前物忘れ外来受診しました
実はこれが2回め。
1回目は2年ほど前です。とにかく何をどうしたら良いのかわからず、進む方向を見定めたくて受診しました。
しかし、「アルツハイマー中程度ですね。薬はひとつで良いかな。今メマリーとレミニール飲んでるんだったら、メマリーだけにするとか?」
そのお言葉により、かかりつけ医から(なぜか)レミニールだけを処方されるようになりました。
で、そこでストップ。
世間一般のお医者様って、認知症ときたら「はい、アリセプトね」「メマリーね」と薬出しておしまいなんですね。
そこから積極的に何かこうしなさい、というような指示はありません。
家族としてはその何かが一番ほしいんであって、薬もらって放り出された感ハンパないんだよね。
そんな過去があったにもかかわらず、ママちゃんの状態がこのところどんどん悪化しているように感じて、かかりつけ医に紹介してもらったのが
今回の物忘れ外来でした。
私もこの2年間、いろいろ本を読みました。だいたい先生のおっしゃるであろう事柄は想像していました。
やっぱりかなり進んでる。
「アルツハイマー高度に入ってますね、これは」
うん、先生。それはなんとなくわかってました。問題なのはここからどうすればいいかです。
私としては積極的にアルツハイマーを治していきたい。縮んだ脳が元の通りになるくらい、なんてことは言いません。
せめて、一緒にテレビ見て「楽しいね、面白いね」とか言いたい。
昔みたいに、ちっちゃな相談事ママちゃんにしたい。
癇癪起こさないで、ふつうに穏やかにご飯食べたい。
ほんとにささやかな願いだと思うんです。
だから、そこに生えてる藁にはすがりたい。
私は医師に「コウノメソッドとかリコード法とか、なにかとっかかりになるものがほしい」と訴えました。
すると医師は(以下、彼は言った言葉通りに書きます)
「コウノメソッドって、ああ、あのサプリとか使うやつですか?うちは、まっとうな薬を使うちゃんとした病院ですからねえ。
それはうちとしてはまったく否定的です。え?リコード? 英語の記憶とかいう感じ?すみません。私はそれは聞いたことないですねえ」
もうそれ以上の医師の言葉は頭に入りませんでした。
何の希望も持ってはならぬと言われたようでした。
薬を飲めとは言うけれど、
「それを飲んでも治んないよ、ただ進行遅らせるだけ。
え?効いてる実感ない?そうですね、薬をやめて初めて、あ、やっぱり効いてたのかな?ってわかる程度かな?」
ぐらいの意識で患者診てるじゃないですか?
アルツハイマーなっちゃったら終わり。それぐらいの放り出され方された気分でした。
この上は、自分で何かしないではいられないですね、娘としては。
ただ、コウノメソッドっつったって、近くに実践医がいない、リコード法だって、本しか頼るものがない。
まったくほんとに、どうすべ、私!
リコード法の本は、もうほぼ定番ですが、
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